自分が相手に屈辱を与えるのは興奮するが、他の誰かが相手に屈辱を味わわせるのは許せない
この人になら自分のすべてを捧げられる。この孤独な魂を満たせるのは自分だけ
好きになってもらえないのなら、いっそ殺したいと思うほど憎まれたほうがいい。
ふとしたことで過去のトラウマがフラッシュバックして動けなくなる
ダメージを食らっても弱っているところを見せたくなくて「その程度か」と強がってみせる
指先にキスをするといった気障な仕草がおそろしくかっこよく決まる男
恋人のためならどんな非道な手段でもとるし、なんなら世界を滅ぼしてもいい
お互い身体の隅々まで知っている間柄なのに、恥じらいは捨てられない
計算高く冷徹な男がすべてを放り出して、好きな人を追う姿
絶望よりも辛い希望。希望は諦めることを決して許してくれない
自分がこうまで相手に執着していたのは好きだったからなのだとようやく気が付く
好きな相手が気まぐれでくれたささやかな思い出。それをずっと大切に保管している
きっちりと隙なく着込んでいたスーツをしどけなく着崩す仕草
効果的にダメージを与えるには、本人よりも彼の最も大切な人間を汚すことだよね、克哉君
相手にとって自分が害になる存在だと分かっているから、好きだと告げることができない
地位も名誉も金も思いのままなのに、本当に欲しいものは手に入らない空虚さに苛まされる男
取り返しの付かない過ちをしでかしたことに気付いて愕然とする
幸せな夢を見て、起きたあとの現実の冷たさに絶望する
プライドが恐ろしく高い男が見せる無防備で弱々しい姿
普段は冷静沈着なのに、相手への恋慕と嫉妬だけはコントロールできない
支配して堕とそうと想った相手にいつのまにか支配されて堕とされている